
新型コロナの影響で飲食店にひとつの動きが出ています。それは、地域の飲食店の店主たちが手を取り合い、連携してグルメを届けていること。長野市権堂では、市内の約10店舗が集まりテイクアウトマルシェを開催。佐久市では火曜以外の毎日、地域のキッチンカーが集合して「SAKU屋台村」を開催しています。本来なら、ライバルでもあるはずの同業者が一致団結する姿は、県内各地で見られるようになりました。
中でも注目したいのは、地域の飲食店が共同で料理を提供する「自動販売機」と、麺のプロたちが共同運営する通販サイトです。
今年3月、辰野町の商店街に現れた「D18」という名の自動販売機。18種類の食品を24時間販売しています。発起人は、箕輪町で飲食店を営む佐々木奈由さん。高齢化の影響もあり、少し元気がなくなっている辰野町を盛り上げようと、自動販売機を設置。いまは7つの飲食店が日替わりで商品を入れ替えながら販売しています。箕輪町の釜めし専門店「ハシャブ」で話を聞くと、新型コロナが広がる前は、ほとんどほかの飲食店と交流がなかったけれど、いまは刺激になっていて楽しいという声が聞けました。

伊那谷ご当地麵プロジェクトは、今年6月にはじまったばかり。ラーメン、生パスタ、うどん、そばの人気店がそれぞれの味を自宅で味わってもらおうと始めたお取り寄せグルメプロジェクトです。伊那市の洋食店Kurabeは、生パスタで勝負。モチモチ食感の絶品パスタ、自宅に取り寄せて楽しむ際の、調理のポイントも聞いてきましたよ。
お手軽!プロ技レシピに登場するのは、ハナレ軽井沢のシェフ「中道暢」さん。日本酒に合う料理をご紹介します。
中継は、白馬村から。見ごろを迎えるアジサイと、屋内でトランポリンが楽しめるレジャー施設「ハクバウンス」の魅力をお届けします。