Withコロナ、ニューノーマル時代となり、信州のキャンプが盛り上がりを見せている。「伊那谷の絶景が望める」「サウナや音楽が楽しめる」「空中テントに宿泊できる」といったキャンプ場のほか、手間いらず優雅にアウトドア体験が出来るグランピングなど、楽しみ方の種類も様々。
その信州に去年新しいアウトドア施設が誕生した。トレーラーとキャビンが一体化した「TENAR(テナール)」だ。室内にはベッド、エアコン、冷蔵庫、シンク、映画が見られるプロジェクターを完備。自然を間近に感じつつ、デッキでは焚き火などが楽しめる。トレーラーなので、四季折々の景色に応じて移動設置でき、周辺には遊歩道も整備されているので、豊かな自然と向き合えるのも魅力の一つ。さらにホテル内の温泉や食事などの利用も料金に含まれているため、アウトドアを楽しみながら贅沢な滞在時間を過ごす事が出来る。
長野県民に親しまれ、新しいキャンプスタイルが広がる信州。その本質をたどるとキャンプには教育的な側面もあるという。実は青少年を対象にした教育キャンプ(サマーキャンプ)の草分けは信濃町・野尻学荘にあった。90年経った今も続くサマーキャンプ。なぜ野尻湖が適地として選ばれたのか!?
キャンプブームは信州企業も動かしている。1951年の創業、金属加工一筋でオフィス用いすの部品を主力に売り上げを伸ばして来たヨウホク(駒ケ根市)。新型コロナの感染拡大でオフィス家具需要は縮小し、去年5月期の売上高は全体で前年比の4割減となった。そんな中、下請け受注への依存から脱却しようと開発を始めたのがキャンプ用品。かつて防災・レジャー製品を製造していた経験とモノづくりの技術を駆使して、様々なアイデアグッズを開発している。今知りたいアウトドアの魅力満載でお届けする。
中継は白馬三山が一望できる白馬岩岳マウンテンリゾートからニューヨーク発の人気ベーカリーと、スリリングなアクティビティをご紹介。お手軽!プロ技レシピ」はアジア料理研究家の赤沼真知子さんが新タマネギを使った和食料理を紹介してくれる。