楠原由祐子ブログ

パン作り教室

新型コロナウイルスの影響で選抜高校野球も中止になりました。

こんな時に、何のブログを書いたらいいのか・・・

そんなことを思って、ここ最近、筆が進まなかったのですが、

取材先で、「最近更新されないから、つまらないわ!楽しみにしているのよ!」

とお声を掛けていただきました。

何よりも嬉しい言葉。 取り留めもない他愛もない話をいつもつらつらと

書かせてもらっていますが、

閉塞感漂う今だからこそ、少しでもほっとしていただけたら幸せだなと思います。

先日、生まれて初めてパン作りに挑戦しました。

私はご飯派だから!と言って、これまで足を踏み入れなかった世界。

実際のところパン、かなり好きです。かなり食べます。ただ計量するのが苦手で避けていただけなんです。

 

友達に誘われ、恐る恐る門をたたいてみたわけです。

子どものいる友人は、抱っこスタイルでパン作り。

 

ジュニア、大興奮。

こんなに素敵に!

私が作ったのは手前の丸いパン。丸めるだけだから、誰でもできます。

隣の枝豆のパンは友人作。技量の差を見せつけられました。

先生レベルになると、こうなります。

ふわふわもちもち、翌日に食べても、食味は変わりませんでした。

さすがプロの技。

先生は子どもたちのために、家庭用としてパン作り始めたそうなんです。

当時まだ周りにおいしパン屋さんがなかったんですって。

子どもに安心安全でおいしいパンを食べさせたい。

そこから、ママ友とのホームパーティーに、作ったパンを

差し入れとして持って行くようになって、

「なにこれ!おいしい!作り方教えて!」となり、

あれよあれよと、パン作りの講師が仕事になったそうです。

人のために動いて、「働く」。先生の場合は、子どもやママ友のためだったわけですよね。

さらに「志」を持って「事」を成し遂げようとすると

「志事」が「仕事」になる。

「子どもに良いものを食べさせたい」とか、「ママ友を喜ばせたい」

という「志」。

果たして、自分は「人のために」動けているだろうか・・・

初めてのパン教室から、思わぬ収穫です。