世界膵臓がんデー(楠原)
すい臓って、どんな役割を持っているの?
すぐ答えられる人、どれだけいらっしゃるでしょうか?
考える機会って、普段の生活の中ではなかなかないですよね。
11月18日の世界膵臓がんデーに合わせて
千曲市の千曲中央病院 大久保浩毅先生にお話しをうかがってきました。
すい臓がんは、がんの中でも、5年生存率が極めて低く、
早期発見も難しいがんです。
大久保先生がこんなことをおっしゃっていました。
「すい臓を専門にする医師って、ねちっこいんですよ!
疑って疑って疑って…
所見が見当たらなくても、それでも疑ってかかる。
私みたいな人が家にいたら、浮気はぜったいばれますよ。
そうやってようやく、もしかしたら…!という
小さな小さな所見を見つけるんです」
専門の医師でもそれだけすい臓がんを早期に発見するのは難しいということなんですね。
1年に1回、誕生日に、結婚記念日に・・・なんでもいいから、この日と決めて、
ちょっとすい臓について考えること、
それが命を守る第一歩につながると、大久保先生はおっしゃっていました。