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放送内容

ぴんころ地蔵と元気な仲間たち

ぴんころ地蔵と元気な仲間たち(いいね!信州スゴヂカラ)

昨年末に厚生労働省が発表した都道府県別平均寿命の順位を見ると、長野県は男性が僅差で2位(81.75歳、1位は滋賀県・81.78歳)、女性は堂々の1位(87.67歳)でした。そんな長寿県長野を象徴するスポットが、ぴんぴんころりで健康長寿を目指す佐久市にあります。その名も「ぴんころ地蔵」です。ぴんころ地蔵の正式名は「長寿地蔵尊」。佐久市野沢の成田山薬師寺の参道に、2003年に建立されました。以来、県内外から団体バスなどで大勢の観光客が訪れています。今回は松坂アナウンサーがぴんころ地蔵を訪ね、その界わいの元気な皆さんと出会います。
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成田山薬師寺の参道で創業から107年という老舗割烹「藤村」の人気メニューは、ぴんころ地蔵にあやかった「ぴんころセット」。地元名産の佐久鯉を使ったメニューで、鯉料理歴40年という店主が独自の方法とこだわりで作ります。滋養が豊富な鯉もまた健康長寿を象徴するかのよう。自慢の「鯉こく」や「鯉のあらい」を味わいます。
参道の入り口で観光客を待ち受け、ぴんころ地蔵まで案内している市川章人さん。まるでお笑い芸人のような名調子で、ぴんころ地蔵建立のいきさつや、御利益などを説明してくれます。実は案内役はボランティアで、本業は大正時代から100年続く佐久鯉販売店の社長。せっかく訪ねてくれたんだから、笑顔で明るく帰ってもらえるように心がけているそうです。また、ぴんころ地蔵が出来てから商店街全体が明るくなって元気が出てきたようだと語ります。
参道に建つ築およそ100年の蔵で営む喫茶店「山門茶寮」。この店の常連は、主に近所のおばあちゃんたちです。平均年齢は80歳近いと思われる「女子会」がほぼ毎日行われているそうで、取材日の最高齢は92歳。松坂アナウンサーも「ぴんころ」パワーに圧倒されながらも楽しい女子会に参加して、皆さんの元気の秘訣を聞きます。

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取材先情報

  • 魚甲商店
    TEL:0267‐62-0304
  • 割烹藤村
    TEL:0267₋62₋5727
  • 山門茶寮
    TEL:0267₋62-7333