abn 長野朝日放送

今回は善光寺のとなりの長野市城山公園。桜の名所として有名で、大きな噴水や花時計があり、信濃美術館や動物園など長野市民以外にも利用したことがある人は多いのではないでしょうか。そんな城山公園、実は長野市で一番古い公園なんです。はじまりは、ちいさな和風の公園。それが100年あまりの間に今の都市型公園に大変貌したのです。そんな文化と憩いの拠点・城山公園の驚きのエピソードや歴史を松坂アナが探訪します。

長野市城山公園は、市民の憩いの場として親しまれています。そんな城山公園を調べていくと、西洋風の建物がズラリと建てられている100年以上前の写真が見つかりました。この建物をめあてに、当時60万人もの人々が城山公園に殺到したそうです。この写真の建物は一体何なのでしょうか？写真の正体を調べてみると、城山公園では過去何回か、全国規模の博覧会が開かれていたのです。

公園のシンボルといえば噴水と花時計です。そんな噴水がかつて「東洋一の大噴水」でした。県内で初めて長野市に上水道が整備された記念に作られたという噴水、当時の水の高さは今より遙かに高い21m。そして、時々噴水が止まるのには凄い理由が隠されていたのです。さらに花時計の秘密の地下室にも潜入しました。

入場料金が無料ということもあって年間30万人が訪れる城山動物園、そこにも歴史の遺産が。さらに城山公園に自宅がある？という人物のなつかしい思い出話にも耳を傾けます。