abn 長野朝日放送

今回は松尾まどかアナウンサーが長野市若穂地区をぶらり歩きながら、名物のどら焼きをいただいたり、偶然立ち寄ったお寺で長野市指定有形文化財に出会ったり、知る人ぞ知る古い町並みを発見したり、地域の魅力を発見します。

「若穂」は長野市の最東部に位置する地域です。長野市に合併する以前、この地域は「若穂町」でした。古くからあった「綿内村」「川田村」「保科村」各村名の最初の文字をとって「若穂」という名前が誕生したのです。長くこの地域の交通を担ってきた長野電鉄屋代線（2012年に廃止）の旧若穂綿内駅前から番組はスタートします。

国道403号、綿内付近に大きな工務店がありました。創業100年超のここならば、周辺の歴史などに詳しいのではないか…と訪ねてみます。なぜか材木店が多い綿内、その理由や地域のオイシイ「どら焼き」の情報などを聞くことができました。教えてもらったオイシイ「どら焼き」は東洋堂の「あんばた」という商品。自家製のあんこがたっぷりはいったどら焼きに塩気をきかせたマーガリンが加えられている人気のお菓子。ロケ中も多くのお客さんが「あんばた」を求めていました。

若穂川田では「川田宿ガイドの会」の方と遭遇。国道から道を少し入ったところにあったのは、昔ながらの風景を色濃く残す400mほどの宿場町「川田宿」でした。本陣跡の西澤邸や道沿いの北村邸など「長野市景観重要建造物」がたちならぶ町並みは、実に見応えがあります。

桜の綺麗な保科温泉や紅葉で人気の清水寺など、観光スポットも多い若穂保科地区、「人気のお取り寄せスイーツのお店」があるという噂をききつけ早速調査してみます。目的のお店は若穂団地にある一軒家の庭の小さな工房だけのお店「焼き菓子のうさぎ堂」。いずれもパティシエでご夫婦の中村さん夫妻ふたりで営む通販専門店。ここで商品の「お菓子の家」を実際に作って食べてみます。果たしてかわいい「お菓子の家」はできたのでしょうか？