
スポーツに青春を捧げる若者たちにとって熱い夏が始まります。去年、新型コロナの影響で失われた夢舞台。今年は、多くの大会が2年ぶりに開かれます。「高校生スポーツの祭典」とも称されるインターハイは福井県をメイン会場に北信越5県で開催。(※1)長野県は水泳、柔道、テニス、少林寺拳法の4つの競技会場に。そんな中、地元枠として出場する水球チームがあります。県内で唯一、水球を部活動にしている長野東高校。1974年の学校創立当初から活動を続け、全国大会にも出場したことがありましたが、指導者の退任などで20年程前から廃部状態に。しかし、去年。一人の教師の赴任をきっかけに活動が再開したのです。
(※1:ヨット競技は2021年まで和歌山県で固定開催)
母校で競技に明け暮れた青春時代。部を復活させて生徒たちに水球の魅力を伝えたい―。部員が集まれば、地元で開催されるインターハイにも出場できる。あの手この手を使ってメンバーを勧誘し、赴任2年目の春。ようやく参加可能な人数が集まります。しかしながら、彼らはほとんどが未経験者。ルールも知りません。ゼロからのスタートです。
「インターハイに出られる」という言葉に惹かれ、集まった部員たちでしたが、大会が迫るにつれ意識に変化が…。笑いあり、涙あり。熱血先生と水球ボーイズの青春ストーリーをお送りします。
中継は、2年ぶりの開催。約600のブースが集まる「SUNPRO PRESENTS信州ハンドクラフトフェスタ2021」の会場から。ハンドクラフトのコンテストや展示即売、ワークショップ…作品に込めた作り手たちの想いをヤポンスキーこばやし画伯がお伝えします。