放送内容

災害時にも持続可能な医療を・SDGs from 信州

災害時にも持続可能な医療体制を整え、災害関連死を抑えようと「エアーストレッチャー」と「カンバーランド・ジャパン」の県内企業2社が、災害時の「野外救護所」の普及を推進するプロジェクトを立ち上げました。野外救護所は、緊急時用のテントでシェルターを設け、トレーラーハウスと連結させて構築。テントはネジなどを使わずに組み立てることができる仕様で、診察の待機や物資を保管するための広い場所をすばやく確保することができます。一方、トレーラーハウスは事前に医療機器などを設置して被災地に移動できるため、被災者を治療したり薬を調剤するためのスペースとして活用します。トレーラーハウスとシェルターそれぞれの長所を生かして、災害時の医療をすばやく持続的に提供できる環境を目指します。