放送内容

トレーラーハウス 住み続けられる街づくりへ・SDGs from 信州

「能登半島地震」と「豪雨災害」で、石川県の伝統産業である輪島塗の工房も多くが被害を受けました。輪島塗の若手職人たちは「輪島塗若手ネットワーク」を立ち上げ復興を目指しています。これを支援しようと、東日本大震災の被災地宮城県石巻市で仮設商店や地域活性化の拠点として使われていたトレーラーハウスが寄贈されました。石巻から輪島までの輸送を請け負ったのは長野市の「カンバーランド・ジャパン」。同社が10年ほど前に製造したこのトレーラーハウスは、補修などを受け、輪島塗の製作工房やギャラリーとして活用される予定です。移動ができるというトレーラーハウスの特徴をいかして、災害に強い住み続けられる街づくりを目指すという取り組みが進められています。