「地球を守ろう!プロジェクト」では、「未来のために信州からできること」をテーマに募集を行い、小学生部門、中学生部門、あわせて226作品の応募がありました。
審査委員と協賛社によるWebとメールでの最終投票審査を実施し、「エコポスター2020」小学生部門と中学生部門で、それぞれ大賞と優秀賞1作品、協賛社賞、努力賞を決定しました。
小学生部門
大賞

仁科 艶叶(にしな・つやか)さん
千曲市立屋代小学校6年
講評
すごく完成されたイメージの作品です。ここ数年で豪雨を経験するのが当たり前になりましたが、子どもたちにとってどう捉えられているかは考えていませんでした。仁科さんは“地球が泣いているんだよ”と、これまでのたくさんの雨は地球が暑くて泣いているんじゃないかという新しい感覚を絵にしてくれて、目から鱗のポスターでした。
優秀賞

田中 小種(たなか・こたね)さん
長野市立三本柳小学校5年
講評
描かれている二人の子どもの顔が文句なしに良い表情です。シンプルな色使いもポスターとして成功しています。そして、「もったいない!!」という言葉がとても効いていると思います。「もったいない」こそ環境問題を考えるにあたってのとても大事な言葉だと思うからです。食卓というすごく身近なところから、地球を考えよう、というとても良いポスターだと思います。
協賛社賞

谷本 健治(たにもと・けんじ)さん
信大付属松本小学校1年
努力賞
片山 結夢(かたやま・ゆめ)さん
長野市立三本柳小学校3年
小池 埜乃(こいけ・のの)さん
富士見町立本郷小4年
中学生部門
大賞

堀 麻紘(ほり・まひろ)さん
南アルプス子どもの村中学3年(東御市在住)
講評
まず最初に作者が発信しようとしているメッセージが、ポスターを初めて見た人にもきちんと分かりやすく伝えることができています。描きたい者を大きく、細かい部分にもきちんと意味を持たせた事は素晴らしいと思います。また、ポスターデザインとして限られた画面に落とし込むことができています。何より、全体の優しい色使いが好きです。
優秀賞

髙橋 星山(たかはし・せいざん)さん
中野市立豊田中学校1年
講評
現代の都市が抱えるいくつもの問題が、地球に重くのしかかっています。やがて、大地はひび割れ、ぼろぼろと暗黒の宇宙空間に崩れ去っていく。1枚のポスターなのですが、まるで映像を見ているようなリアルさを感じました。描写も細やかで上手です。「地球破壊進行中…」の文字も工夫されていて効果的でした。
協賛社賞

下平 結菜(しもだいら・ゆな)さん
南箕輪中学校2年
努力賞
郭 喆秀(かく・てつひで)さん
松本市立信明中1年
青沼 航太(あおぬま・こうた)さん
南箕輪中学校1年
全体の印象:審査委員会より
回を重ねるごとに立派な作品が増えてきています。SDGsをはじめ世の中のエコに対する関心が高まってきているということもあり、レベルの高い作品が集まったと思います。 災害が増え、環境の悪化が進んでいることを実感し、ポスター作りを通して、環境を保護しようという心が育っていってほしいです。