abn 信州がんプロジェクト ～知ろう、考えよう、がんのこと～
放送内容
無題
「AYA(アヤ)世代」という言葉を聞いたことがありますか？英語の「思春期」「若年成人」の頭文字をとったもので、主にがん治療の分野で使われる言葉です。15歳～39歳までの世代を指しています。
国内では毎年約100万人ががんと診断されますが、AYA世代は約２万人です。全体に占める割合はわずか２％ですが、就学・就労・結婚・出産などライフステージに大きな影響を与えます。今、AYA世代のがん治療はどうなっているのでしょうか？患者の声や専門家の見解などを通して、県内の最新事情を紹介します。
国内では毎年約100万人ががんと診断されますが、AYA世代は約２万人です。全体に占める割合はわずか２％ですが、就学・就労・結婚・出産などライフステージに大きな影響を与えます。今、AYA世代のがん治療はどうなっているのでしょうか？患者の声や専門家の見解などを通して、県内の最新事情を紹介します。
一方、治療に伴う脱毛など、外見の変化から生じる苦痛を軽減する「アピアランスケア」が注目を集めています。長野市には、より自分らしく過ごせるようにと、治療前にカットした髪の毛を使ってウィッグ（かつら）を製造・販売する店も登場しました。
そして、「県内のAYA世代のがん経験者の居場所を作ろう」と交流会が発足。立ち上げたのは上田市在住の大学3年生で、大学1年の時、脳腫瘍の治療を受けました。
番組では信州における「AYA世代のがん」の最前線をお伝えし、「がん患者が自分らしく生きることが出来る社会」について考えます。
2023年2月23日 木・祝 午後2時40分～3時35分 放送
出演：大槻瞳（abnアナウンサー）
