草田敏彦ブログ

草田アナ塩の道を行く

クリックするだけで翌日には欲しい物が配送される現代。あの頃の牛が知ったらスピード感の違いに「モーびっくり」するでしょう。牛歩という言葉をかみしめながら「塩の道」を歩きました。
かつて日本海から塩や海産物を積んだ牛や牛方が歩いた千国街道です。

これは「牛つなぎ石」
巨石に穴をうがち、休憩中に牛をつないだもの。

人の息も上がる厳しい登りは牛にとっても大変だろうと、石を敷き詰め、水飲み場の飲み口は人のそれより一段低く作ってある。
牛が物資輸送の単なる道具ではなかったのでしょう。「相棒」を思う人の優しさも感じられます。


江戸時代から風景がほぼ変わっていないのではないかと思わせる森を行く道。足の裏から伝わる土の感触。


秋風が吹き始めたら紅葉の季節もねらい目です。
いいね!信州スゴヂカラ » のんびり「塩の道」 ~小谷村・塩が運んだ古道を歩く~(8月21日 土曜 午前10時45分) (abn-tv.co.jp)