草田敏彦ブログ

草田アナ 特別な「はんてん」をまとう


防寒着のはんてん、私のイメージは受験生です。
受験勉強が山場を迎える冬の夜、受験生の必須アイテムという発想は時代遅れでしょうか。
いずれしにしても、はんてんは室内用の防寒着だったはずです。
その常識に挑んだ人たちがいます。

創業81年の老舗シャツメーカーの若手社員たちがファッショナブルなはんてんを製作しました。

 「故きを温(たず)ねて新しきを纏(まと)う」が独自ブランドのコンセプト。
昔から受け継がれてきた再生、再利用の技術を生かすことで日本式の持続可能な製品作りを目指しているそうで、「はんてん=受験生」で思考が止まっている私など初めて知ることばかり。


伝統工芸品の松代焼をボタンに採用したり、包装紙は伝統和紙の内山紙だったり、その柔軟な考えに若者たちの可能性を感じました。


製作チームのひとりは「あしたは何をしようかと思うとワクワクして眠れない」。
聞いたこちらも何だかうれしくなるスゴヂカラです。

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