abn 長野朝日放送

  チャラ男のイメージが定着したオリエンタルラジオ・藤森慎吾だが、内面は非常に真面目で繊細な青年。彼の几帳面さと、人思いな内面を伺い知ることができる手紙がある。それはコンビ結成前、相方・中田敦彦に宛てたのもの。
『今の気持ちを素直に伝えます。バイト先で知り合ったあっちゃんは常に笑い声の中心にいて、かっこよくて、憧れもあった。そして時にはそれに嫉妬する自分もいた。そんなあっちゃんとお笑いやりたいと思った。俺は本気です。最高の親友であり、最強の相方でいてください。 藤森慎吾』（中略）
デビュー後すぐに大ブレイクするものの、数年後レギュラー番組が全て打ち切り。どん底から這い上がり再ブレイクを果たしたオリエンタルラジオ。コンビ結成時から山あり谷ありの芸人人生と現在の活躍ぶりを追いかける。今でこそ話せる藤森秘話を相方の中田敦彦が証言。彼を支える大切なものをひも解き、信州人・藤森慎吾をあぶり出す。

　前回、再ブレイク後の鉄拳を追った「おぉ！信州人」(2013.3.12)の放送後、第42回日本漫画家協会賞特別賞〈振り子〉、 2014年アジア太平洋広告祭フィルム部門シルバー賞、2015年国際短編映画祭話題賞を受賞〈SLIDE〉。お笑い芸人の域を越え、パラパラ漫画の巨匠となりつつある、鉄拳の今を紡ぐ。

　若手お笑い芸人「しんのすけとシャン」の鈴木新之助さん（33/長野市出身）は、半年前ようやく居候生活から抜け出したものの、いまだバイトで生活費を稼ぐ下積み生活。最近、所属する事務所のお笑い大会で、200組を越える出場者中、16組の決勝枠に初めて残った。芸歴11年目にして訪れたまたとないチャンス。初優勝を狙い、夢を叶えようと奮闘する姿を追った。