おぉ!信州人

おぉ!信州人

放送内容

新緑と残雪の大町を行く 北アルプスに挑んだ男たち

旅人:ラッシャー板前 青池玲奈 松坂彰久

 6月5日に竣工50周年を迎える黒部ダム。現在も「世紀の難工事」と語り継がれる建設当時の影に、作業員たちをそっと見守り続けた信州人がいた。北アルプスの残雪に新緑が映える大町で、ラッシャー板前がグッとくる信州人に迫る。

おぉ!信州人(新緑と残雪の大町を行く 北アルプスに挑んだ男たち) 世界有数の巨大ダムである黒部ダムは、昭和30年代に全国から集まった延べ1000万人の力によって作り上げられた。当時の大町市内はダム景気に沸き、市内の繁華街は毎夜酒を飲んだ作業員同士の喧嘩が絶えないことから「喧嘩横丁」と呼ばれたという。ラッシャー板前と青池アナは大町の人々の証言から当時を知るうどん店を見つけ出す。そこには作業員を支え続けたうどんと酒、それも焼酎をブドウ酒で割ったという爆弾酒にまつわる心あたたまるエピソードがあった。
おぉ!信州人(新緑と残雪の大町を行く 北アルプスに挑んだ男たち) また、古くから北アルプスの登山基地として知られる葛温泉には松坂アナが向かう。1969年の水害に見舞われた温泉宿「温宿かじか」の主人は、自然の猛威を目の当たりにしながらも高瀬渓谷にこだわり続ける。その真意とは…。
 さらに日本初の登山案内人組合を作った大町出身の登山家であり歌人でもある百瀬慎太郎の功績を辿るなど北アルプスの山麓ならではの信州人の生きざまに迫る。

「おぉ!信州人」は、毎月1回放送します。