おぉ!信州人

おぉ!信州人

放送内容

幸せの国ブータンで幸せな信州人みーつけた!

旅人:青池玲奈(abnアナウンサー)

「世界一幸せな国」と呼ばれるブータン。世界最後の秘境とも言われ、昨年末に国王夫妻が来日したことで、知名度は急上昇。そんな「幸せな国」に惹かれ、この国に貢献したいと活躍する信州人たちを青池アナが訪ねる。

おぉ!信州人(幸せの国ブータンで幸せな信州人みーつけた!) チベット仏教を国教とし、美しい自然と伝統的な生活文化が残るブータン。強いコミュニティや素朴な暮らし、農業や工芸など信州と似ている点も多い。
そんなブータンに暮らす日本人はおよそ100人と極めて少ない。外国企業の参入を厳しく制限しており、日本人の8割はJICA関係者だ。
おぉ!信州人(幸せの国ブータンで幸せな信州人みーつけた!) 首都ティンプーの病院で放射線技師として働くのは長野市出身の男性。子ども達の受ける医療が気になり、青年海外協力隊に応募。CT検査を担当し、技術移転や助言などをしている。親しいブータン人もいて、現地の暮らしにも慣れた。「ブータンも長野も大自然と共に生活することが人の心を温かくする。」と語る。
おぉ!信州人(幸せの国ブータンで幸せな信州人みーつけた!) また、ティンプーに近い都市・パロのろう学校に勤める女性の美術教師は上松町出身。「途上国の子ども達に教えたい」と夢を抱いて協力隊の年齢制限ギリギリで応募しブータンへ。子ども達がとても魅力的だと語る彼女は、故郷・上松町とブータンは良く似ているという。
おぉ!信州人(幸せの国ブータンで幸せな信州人みーつけた!) さらに、ティンプーを拠点に各地で下水道整備に奔走しているのは安曇野市出身の男性。水源の石灰除去問題を解決したり、冬季の水道管凍結防止対策などで僻地などを飛び回っている。また、本業は助産師ながら現在はJICAの健康管理員として働く佐久市出身の女性も取材。ネパール人の夫と3歳の娘も同行し、2年間の駐在をしている。上田市に留学していたブータン人ガイドも登場する。
山国・信州に似ているとも言われるブータン。桃源郷ばかりでないブータンの実態にも迫る。「世界一幸せな国」で感じる信州人の幸せ度とは。

「おぉ!信州人」は、毎月1回放送します。