旅人:ラッシャー板前 山本麗子 ほか
暑い夏こそカレーライス!スパイシーな香りで食欲アップ、刺激的な辛さで夏バテも吹き飛ばす!!
実は、今年は日本人が初めてカレーに出合ってから150年という節目の年。幕末以来日本に深く根付いてきたカレー、その歴史には信州人が深く関わっていた。カレーに恋した信州人がいた。信州発のカレーの軌跡をラッシャー板前が追う。

東京・日比谷の名店・松本楼は、現伊那市出身の小坂駒吉が明治時代に創業したレストランだ。当時のモボ・モガたちにとってはあこがれの店。ここでカレーとコーヒーを楽しむのが若者たちのステイタスだったという。日本のカレー草創期に想いをはせながら、珠玉の味を堪能する。
さらに、東京新宿の有名店・中村屋も創業者は信州人。現安曇野市出身の相馬愛蔵が東大赤門前に店を興し、日本で初めてクリームパンを発売して人気を博した。そして明治42年、新宿への進出にあたり、看板メニューとして登場させたのが、インド式本格カリーライス!亡命中のインド人から伝授されたレシピを最高の食材を用いて完成させた本格志向。その味は、当時の庶民の憧れとなった。

一方、県内には作家・池波正太郎がこよなく愛した老舗カレー専門店がある。とにかく辛い、でもやみつきになる味’チキンクリーマーカリー’は熱烈なファンも多い店の看板メニュー。その秘伝の味にラッシャー板前が迫る。
今やカレーのトッピングとして全国区になった納豆。それは脱サラ信州人が作った信州発祥のカレー。その仲間たちのストーリーとは。
さらに、スパイス探検隊長と名乗る謎のターバン姿の社長の正体とは?
番組では、超人気店のレシピや信州ならではのカレー食材、気になるカレー屋情報なども盛り込み、暑い夏ならではのカレーに恋したアツイ信州人に迫る。
「おぉ!信州人」は、毎月1回放送します。