かつて信州に、地方の武将でありながら徳川家康を一度ならず二度までも退け、近隣の強国や天下人をも恐れさせた一族がいました。その名は、乱世の知将「真田三代」。真田氏中興の祖・真田幸隆 ~ 秀吉も認めた謀将・真田昌幸 ~ 義の名将・真田信之&幸村兄弟。彼らが今なお絶大の人気を誇り、人々を魅了する訳とは?現代の信州にも受け継がれる彼らの義の精神とは?
ラッシャー板前と松坂アナウンサーは、真田氏を愛して止まない「真田三代語り部の会」メンバーとともに、真田三代にまつわる史跡を巡ります。天下人に知恵で伍し乱世を生き抜いた巧みな知略や三代各々の魅力的な人物像を解き明かします。
また『武将のボヤキ—お笑い裏日本史』の著書もある武将好きのお笑いタレント・松村邦洋が、あこがれの上田城を訪ねます。
なりきりモノマネで真田三代や戦国武将たちの心の内を明かす‘ここだけのボヤキ’にも注目です。
郷土・信州が誇る偉人たちの実像に迫り、今につながる信州人の気質を紐解く、家族で楽しく学べる知的エンターテインメントです。
[祖父] 真田氏中興の祖・真田幸隆(1513-1574)
武田信玄の家臣。信玄でさえ大敗した砥石城(上田市)を、兵を使わず攻略したといわれる戦巧者。真田氏の礎を築いた人物。
[父] 秀吉も認めた謀将・真田昌幸(1547-1611)
豊臣秀吉が「表裏比興の者(くわせもの)」と褒めたたえた人物。武田、織田、北条、徳川と機に乗じて巧みに主君を変え領地を拡大。上田合戦で2度にわたり徳川の大軍を小勢で撃退した知略の将。
[息子たち] それぞれの義を貫く兄弟・真田信之(1566-1658) 幸村(1567-1615)
豊臣秀吉の死後、後継を狙う徳川家康と石田三成が対立。天下分け目の大一番を前に、父・昌幸とその息子・長男信之と次男幸村がとった真田家存続の秘策とは。道を違えた兄弟、それぞれの子孫に松坂アナウンサーが出会います。
「おぉ!信州人」は、毎月1回放送します。