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工事専用ルートが観光地に!黒部キャニオン初公開

これまで工事関係者しか入ることができなかった秘境が10月から新たな観光ルートになります。黒部宇奈月キャニオンルートが報道陣に公開されました。

■「2列目からお座りください」

向かうのは…10月からツアーが始まる黒部宇奈月キャニオンルート。専門ガイドの実地研修をかねて報道陣や関係者などに公開されました。

富山県の黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅と黒部ダムを結ぶおよそ18キロのルートです。

■専門ガイド 黒川香月さん
「このインクラインにのってもらうと、楽しみにしている黒部川第四発電所に行くことができます」

黒部宇奈月キャニオンルートは黒部川第三・第四発電所の建設に伴って工事用に整備されたもの。
これまでは工事関係者以外立ち入ることができませんでしたが、2018年に富山県と関西電力が協定を結び安全対策を進めました。
ツアーでは、工事用トロッコ電車や急斜面をケーブルで上り下りするインクラインなど5つの特殊な乗り物を乗り継ぎます。黒部の電源開発の歴史を間近に感じることができる貴重な場所です。

■専門ガイド 黒川香月さん
「素晴らしい景色だなだけではなく、どうやって色んなものを作って、電力を手に入れることができるようになったかを感じてもらえれば」

黒部宇奈月キャニオンルートは10月7日にツアーが始まり、今シーズンは10月に8回開催される予定です。
合わせて2700人余りの定員は既にほぼ埋まっていて、長く閉ざされてきた「秘境」への注目の高さがうかがえます。