組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州

組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州

組み木の木工展

小黒三郎組み木館

ズートピア信州

中野市にある古民家を利用した組み木のギャラリー。
ケヤキの厚板や、古家具のうえに小黒三郎の初期の作品から最新作までが並ぶ。

~展示作品について~

組み木デザイナー小黒三郎がデザインした作品の数々。
動物のデザインを中心におよそ200点の組み木作品を展示します。

組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品
組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品
組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品
組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品
組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品
組み木の木工展 小黒三郎 組み木館 ズートピア信州  作品

~組み木とは~

組み木は、木片と木片を組み合わせてパズルのように遊ぶ木のおもちゃです。
木片を手で掴み、形をぴったりと組み合わせる過程で、考える力・推理する力が試されます。
手と目と頭と想像する心をフルに使って遊びます。

~小黒三郎プロフィール~

1936年 東京生まれ
1960年 多摩美術大学絵画科(油絵)卒

組み木の実技指導、ワークショップ、学校での特別授業を精力的に実施
1985年より、オホーツクより沖縄まで小中学校で「100分授業」を展開

組み木デザイナー 小黒三郎さん コメント

組み木ってどんなおもちゃ?

組み木は積み木ほど市民権を得ていないおもちゃです。積み木は木片を並べたり積み重ねたりして遊びますが、組み木は木片と木片を組み合わせはめ込む遊びで、パズルのような遊び方もできます。木片を手でつかみ、つまみ、形をぴったりと組む過程で、考える、推理する力が試されます。

組み木はまた、いくつかの木片の配置と組み合わせを楽しむ構成玩具であり、手と目と頭と想像する心をフルに使って遊ぶおもちゃです。木片をレイアウトしながらお話も生まれます。

テレビゲームなどの普及により、子どもたちは一方的に刺激を与えられ、子ども自身でイメージをふ<らませて遊ぶ、という能力をそがれているように思います。

手を使って遊ぶことが少なくなっている今日、私は子どもたちに手を使って遊んでほしいと思います。

手を使うことによって考え、おもちゃに話しかけ、対話し、想像力をふ<らませてゆく能力を、子どもみずから培ってゆくと思うからです。

組み木は糸鋸で作ることができます。作って遊ぶ喜びを通して、大人と子どもの触れ合いを豊かに持ちたいものです。

これまで50年にわたり、多くの作品集を出版し、各地で個展やワークショップ、組み木の制作実演パフォーマンス、小中学校での「100分授業」などを展開してきました。

各地に組み木作りの楽しさを拡げるためのこれらの仕事は、
私のデザイン活動の大きな柱と考えています。

組み木デザイナー 小黒三郎
小黒三郎組み木館 ズートピア信州