前回から始まった、長野電鉄の旅。フリー乗車券(2日用)を使って、とことん!長野電鉄の旅を楽しみます。ただし、途中下車して良いのは特急が止まらない駅だけ。よりローカルな旅を満喫します。
「北須坂駅」で降りると、駅の目の前で飲食店を発見。30年以上続く、うどんを提供する店です。店内に入っても、踏切の音や、列車が走る音が聞こえます。しかし、店を営む男性によると「全然気にならない」とのこと。長野電鉄があることが、生活の一部になっているようです。
いただいたのは、太い手打ち麺の「冷やしうどん」。お腹もいっぱいになり、絶品でした!
続いては、山ノ内町「夜間瀬駅」へ。駅でアサガオの手入れをしている男性に遭遇しました。「無人駅だから駅舎の掃除などを頼まれている」とのこと。男性は、夜間瀬駅前で中華料理店を営む方でした。駅舎のまわりには綺麗な花がいっぱいあります。それらもすべて男性が手掛けたもの。
試しに、学校帰りの高校生に「この花、誰が管理しているか知っていますか?」と聞いてみると、「そこの店の人!」と即答でした。地元では有名な話なのかもしれません。
その後、上り線に乗って「中野松川駅」で下車。歩いていると、老舗パン店を発見しました。学校給食のパンを作っているというその店で購入したのは、たこ焼きが2個乗ったパン。
意外なグルメを発見できた、長野電鉄の旅。列車に乗った気分を味わいながらご覧ください。