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軽井沢駅に氷の彫刻が登場 制作したのは料理人

軽井沢駅前に巨大な氷の彫刻が登場しました。制作したのは、アーティストではありません。シェフです。

チェーンソーが入ると冷たいしぶきが舞い上がります。
使うのは、縦1m、重さ135キロの業務用の氷です。これを12本積み上げ、ノコギリで削りながら水で接着していきます。

作っているこの場所は旅行客が行きかう軽井沢駅前。大きな音が響き、思わず通行人も立ち止まります。

■東京から
「何作っていると思う?ハートみたい」

巧みな手さばきで氷に命を吹き込む職人は、専門の彫刻家と思いきや…実は料理人です。
山崎紀夫さん(56)。町内にあるホテル音羽ノ森の厨房で腕をふるっています。

■ホテル音羽ノ森 山崎紀夫シェフ
「軽井沢の歴史を途切れさせないようにと思ってやっている」

山崎さんはこの道37年のシェフですが、ホテルの宴会や婚礼で氷の彫刻を手がけてきました。
軽井沢では1969年に「軽井沢氷まつり」が始まり、国際大会も開かれるなど冬の名物でしたが、2007年を最後に氷のイベントは途絶えました。
山崎さんは、去年から駅前での展示を復活させ今年で2回目です。

今回のテーマは、バレンタインデーと春節。ハートの中で、龍と天使が向き合うデザインです。うろこ1枚1枚を丁寧に彫り、仕上げにバーナーで表面をあぶって透明感を出します。

■東京から
「(やっているのは料理人なんですよ)え?あの赤い方ですか?そうなんですか。めっちゃ感動しました。

■ホテル音羽ノ森 山崎紀夫シェフ
「(Q.見ている人もいると違う?)燃えますよ!」


10時間に及ぶ制作の末、夜11時に完成しました。

◆東京から
「すごくマッチしていて、ロマンチックでいい」

■ホテル音羽ノ森 山崎紀夫シェフ
「寒ければ寒いなりの楽しみがあるので、そこを生かしていきたいと今後も思います」

展示は19日までの予定です。寒さの中だからこそ生まれるひと時の輝き。軽井沢らしい冬の楽しみが訪れたひとを出迎えています。