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長野電鉄が12月1日から33年ぶりに運賃改定

長野電鉄が鉄道の運賃を33年ぶりに引き上げました。利用客が減少する中、サービス向上のため苦渋の決断です。

長野電鉄は1日、消費税率の変更によるものを除き33年ぶりとなる鉄道運賃の引き上げに踏み切りました。
普通旅客運賃は、2キロまでの区間で170円から40円引き上げられ210円に。
長野・湯田中間では1190円から470円値上げし、1660円になりました。

定期券の運賃も改定され、全体で平均26.5%の引き上げです。
長野電鉄は今回の改定について、利用客が減り収入が減少する中で、自動改札機の導入など、設備投資に充てる費用が増加したことを理由としています。

働き手の確保に向けた待遇改善の面でも安定的な収益の確保を図ったとしています。