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県内でのクマ目撃11月も相次ぐ 件数は過去最多

県内の里地でのクマの目撃件数が11月は135件にのぼり、過去6年で最多となっていることが分かりました。

27日、松本市井川城の市街地でもクマが目撃されました。
県内は11月に入ってもクマの目撃情報が相次いでいます。
県によりますと、県内の里地であった今月のクマの目撃件数は、21日現在で135件でした。去年よりすでに86件多く、過去6年間で最多となっています。

県内10の地域別では、北アルプス地域が最多の60件で全体の4割以上を占めています。
県内全域で昨年度と比べると、10月に152件多い219件と大幅に増えています。
今年度の目撃件数は1223件で人身被害は10件15人です。

県はこれから冬にかけ、リンゴなどの果実に誘引されてクマが人の日常生活圏へ出没する可能性があるとして、引き続き注意を呼びかけています。