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土砂災害想定し須坂市で消防職員が救出訓練

大雨で土砂災害が発生したという想定で、土砂に埋もれた人を救出する訓練が須坂市であり、救助隊と重機の連携を確認しました。

■訓練
「要救助者1名いるという確定情報あり」

訓練は、前日からの大雨で土砂が崩落し、住宅が巻き込まれて住民1人が取り残されたという想定で行われました。
須坂市消防署の救助隊14人が参加し、ゾンデ棒と呼ばれる金属の棒を使って人が埋まっている地点を特定した後、スコップで溜まった土砂を取り除きました。

さらに…

■記者リポート
「今、ショベルカーを使って現場の土砂や大きな石などを取り除く作業が行われています」

重機を使って速やかに救助するための訓練も行われました。

■須坂市消防署救助隊 荒井佑太さん
「人数の限られた中での活動になるので、重機と人との連携ができれば早く要救助者を助ける期待に応えられる」

隊員は、本番さながらの訓練で災害に対応する手順を確認していました。