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県内初!蒸気ボイラー燃料転換でCO2排出量ゼロへ

燃料を都市ガスに変えて、二酸化炭素の排出量を制度上ゼロにできる県内初の仕組みがキノコの工場に導入されました。

この仕組みは、キノコ生産・販売大手のホクトが長野都市ガスと連携して実現しました。
ホクトは小諸市の工場で蒸気を供給するボイラーの燃料を重油から都市ガスに転換し、二酸化炭素の排出量をおよそ30%削減しました。
更に、ガスを供給する長野都市ガスが、二酸化炭素の吸収量を増やす活動などで認証された「クレジット」を排出量に応じて購入します。
これにより、都市ガスの使用で排出される二酸化炭素を制度上ゼロにできる仕組みが県内では初めて導入されました。

■ホクト 水野雅義社長
「私たちが目指す持続可能な社会の実現という理念と完全に一致するものというふうに確信をしているところであります」

ガスを送る側と使う側が連携して、地球規模の課題に取り組みます。