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JRの車両センター アスベスト使用部品不適切処理

JR東日本は、長野総合車両センターにおいて、肺がんなどの原因となるアスベストが使用された部品の不適切な処理があったと発表しました。

JR東日本の長野総合車両センターは今年7月と8月、廃車となった1981年と1982年に製造された185系電車の合わせて12両を解体する際、本来行うべきアスベストの調査を十分に実施しませんでした。
その結果、アスベストを含む部品を鉄くずとして業者に売却したということです。
これらの部品は元々、去年12月まで運行していた車両の暖房器具に使われていました。

JR東日本は、解体工事や廃棄物の運搬の過程でアスベストの飛散の可能性は無いとしています。