伊那市の高齢女性殺害裁判 金融機関従業員が証言
伊那市で80代女性を殺害し通帳を奪ったなどの罪に問われている男の裁判員裁判で、犯行後に男が来店した金融機関の従業員が証言しました。
強盗殺人などの罪に問われているのは、伊那市の無職の男(30)です。
起訴状などによりますと被告は、2022年12月、伊那市に住む当時85歳の女性を殺害し、通帳やマイナンバーカードを奪ったほか、女性とは別人の通帳を使い不正に現金135万円を引き出したとされています。
被告は、初公判で強盗殺人の行為は認めたものの、金品を奪う目的では無かったと起訴内容を一部否認しました。
13日は、被告が事件の後に訪れた金融機関の従業員が証言しました。
南箕輪村の金融機関の従業員は「委任状が欲しいと言いながら、母親の名前や生年月日が分からず印象に残った」と話しました。
また、駒ケ根市の別の金融機関の従業員は「委任状の女性の筆跡や印鑑が違うので、取引はできないと伝えた。特に慌てる様子は無かった」などと証言しました。
裁判では、今後殺意が発生した時期や経緯が争点となる見通しで、判決は12月19日に言い渡される予定です。
強盗殺人などの罪に問われているのは、伊那市の無職の男(30)です。
起訴状などによりますと被告は、2022年12月、伊那市に住む当時85歳の女性を殺害し、通帳やマイナンバーカードを奪ったほか、女性とは別人の通帳を使い不正に現金135万円を引き出したとされています。
被告は、初公判で強盗殺人の行為は認めたものの、金品を奪う目的では無かったと起訴内容を一部否認しました。
13日は、被告が事件の後に訪れた金融機関の従業員が証言しました。
南箕輪村の金融機関の従業員は「委任状が欲しいと言いながら、母親の名前や生年月日が分からず印象に残った」と話しました。
また、駒ケ根市の別の金融機関の従業員は「委任状の女性の筆跡や印鑑が違うので、取引はできないと伝えた。特に慌てる様子は無かった」などと証言しました。
裁判では、今後殺意が発生した時期や経緯が争点となる見通しで、判決は12月19日に言い渡される予定です。