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災害や凶悪事件など備え10年ぶりに警察犬空輸訓練

諏訪市で、災害などの発生に備え警察犬をヘリコプターで輸送する訓練が開かれました。

諏訪市の霧ヶ峰滑空場で開かれた警察犬空輸訓練は、警察犬をヘリコプターで実際に輸送し、騒音や風などによる体調の変化や輸送後の活動への影響を確認する訓練です。
災害救助や凶悪事件の捜査で、警察犬を効果的に運用できるように県警が開催しました。
今回の訓練は10年ぶり、3回目の実施で警察犬13頭が参加しました。

■県警鑑識課現場係 原田耕喜課長補佐
「風が吹いても雨が降っても徐々に臭いは薄くなってしまうので、1秒でも早く現場に行けるように(警察犬が)ヘリに乗ることにも慣れて、その後、訓練もしっかりできるということを確認していきたいと思っています」

約10分間の飛行後、警察犬は追跡などの訓練に臨み、活動に問題が無いかが確認されました。

■訓練参加者
「飛行中は2~3分はちょっと落ち着きが無かった、がその後は座っていた」

いざという時のため、人も警察犬も万全の準備で備えます。