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県が部局横断でクマ対策本部設置へ

県内でも市街地などでクマの出没が相次ぐ中、県は部局を横断して14日に対策本部を設置することになりました。
県森林づくり推進課によりますと対策本部は、これまでクマ対策で中心を担ってきた林務部の他に関係部署を集めて構成し、部局を横断してクマ対策に取り組むということです。
県内の山間部を除く里地でのクマの目撃件数は今年4月から10月末までの期間で1062件と前の年と比べて増えてはいないものの人への被害や市街地・観光地への出没が相次いでいます。
先月27日には、山形村の商業施設「アイシティ21」の駐車場に子グマが捕獲されました。
こうした状況を受け阿部知事は、「県全体として対策に取り組むことが必要」と判断し、設置を決めたということです。
県は、14日に対策本部会議を開き今後の具体的な取り組みについて話し合うとしています。