元小学校講師の差し戻し控訴審 被告側の控訴を棄却
児童に大けがをさせたとして傷害の罪に問われている元小学校講師の差し戻し控訴審判決で、東京高裁は一審の判決を支持し被告側の控訴を棄却しました。
傷害の罪に問われているのは、軽井沢町の元小学校講師・速水英典被告(46)です。
起訴状などによりますと2020年11月、勤務先の小学校の校庭で男子児童を注意しようとした際、胸を踏みつけ、児童は頭に金属製のふたがぶつかって全治約1カ月の大けがをしたとされます。
速水被告は無罪を主張していましたが、5月、東京高裁から審理が差し戻された長野地裁で、再び懲役1年6カ月執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。
被告側はこの判決を不服として東京高裁に控訴しました。
7日の差し戻し後の控訴審判決で東京高裁の斉藤啓昭裁判長は「本件行為が傷害を負わせた可能性がある唯一の機会と認めた原判決の判断に不合理な誤りはない」として差し戻し後の1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。
傷害の罪に問われているのは、軽井沢町の元小学校講師・速水英典被告(46)です。
起訴状などによりますと2020年11月、勤務先の小学校の校庭で男子児童を注意しようとした際、胸を踏みつけ、児童は頭に金属製のふたがぶつかって全治約1カ月の大けがをしたとされます。
速水被告は無罪を主張していましたが、5月、東京高裁から審理が差し戻された長野地裁で、再び懲役1年6カ月執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。
被告側はこの判決を不服として東京高裁に控訴しました。
7日の差し戻し後の控訴審判決で東京高裁の斉藤啓昭裁判長は「本件行為が傷害を負わせた可能性がある唯一の機会と認めた原判決の判断に不合理な誤りはない」として差し戻し後の1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。