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県内の小中校生の不登校数 12年連続で最多を更新

2024年度の県内の小中学校における不登校の児童・生徒の数が、12年連続で過去最多を更新したことが分かりました。学校以外の学びの場が広がったことが背景とみられます。

文部科学省の調査によりますと、2024年度の県内の小・中学校における不登校の児童・生徒数は7248人と、2023年度から188人増え12年連続で過去最多を更新しました。
コロナ禍の2020年度と比較するとおよそ倍になっています。
増加の要因について県教育委員会は、フリースクールなど多様な学びの場の確保を目的とした教育機会確保法が浸透したことや、コロナ禍で学校を欠席することに抵抗が減ったことなどを挙げています。
一方で、いじめの認知件数は、小中高と特別支援学校合わせて9633件となり、2023年度から434件減りました。