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リニア中央新幹線 総工事費が11兆円に拡大

JR東海はリニア中央新幹線の品川・名古屋間の総工事費について、従来から約4兆円増え、11兆円となる見通しであることを発表しました。

リニア中央新幹線の総工事費については、当初、2018年の段階で5兆5000億円余り、その後、おととしには7兆円余りに膨らんでいました。
そして29日、JR東海が発表した数字は総工事費11兆円。当初からは倍増、直近の総工事費の見込みからは、約4兆円増加しました。
理由についてJR東海は、物価などの高騰や、難しい工事への対応を挙げています。
また、品川・名古屋間の開業時期については当初2027年でしたが、JR東海は現在では、試算のために2035年と仮の想定をしていて、開業時期は未定だということです。