abn 長野朝日放送

ミラノ・コルティナオリンピックまであと4カ月です。ノルディック複合の渡部暁斗選手が地元・白馬村で練習を公開しました。次のオリンピックが、競技人生の集大成となります。

雲ひとつない青空の中、シーズンの開幕を前にノルディック複合の渡部暁斗選手がジャンプの練習を公開しました。

■渡部暁斗選手
「ギリギリいいジャンプ飛べました。」

約1時間で飛んだのはラージヒルを3回。この日は風が強く、感覚を確かめるようなジャンプとなりました。

■渡部暁斗選手
「風強すぎますね。あれは僕がナイスジャンプなのか飛ばされているだけなのかが分からない。」

Ｑ飛距離は？
「130・・・130ちょっとぐらいじゃないですか？」

渡部選手は4カ月後にイタリアで開かれるミラノ・コルティナオリンピックへの出場が有力視されています。2006年のトリノから6大会連続の出場、そして2014年のソチから4大会連続のメダル獲得へおのずと期待が高まります。

この日は、地元のスキークラブと高校生から、オリンピックでの活躍を願う寄せ書きが渡部暁斗選手、弟の善斗選手に手渡されました。

■渡部暁斗選手
「メダルを持ち帰ることももちろんですしジャンプだったりクロスカントリーが、面白い競技なんだよってことを改めて子どもたちに見せられるようなシーズンにしたいなと思います。」

この秋からのシーズンを最後に引退する意向を表明している渡部選手。ミラノ・コルティナ大会が競技人生の集大成の場となります。