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日本一短い祭りに120人参加 わずか十数秒で終了

岡谷市と塩尻市の境で「日本一短い」といわれる祭りが行われました。わずか数秒に祈りを捧げます。

岡谷市と塩尻市の境にある塩尻峠。諏訪湖を見下ろす絶好のロケーションが祭りの舞台です。両市から関係者、約120人が集まりました。

■岡谷市・早出一真市長
「両市の絆、これからの深い関係が続いていくこと、両市の発展を心から祈念をして、深い一礼をしたいと思っております。」

■塩尻市・百瀬敬市長
「世界の平和と市民の皆さんひとりひとりの幸せ、そして岡谷市さんと塩尻市の発展をお祈りしたいと思っています。」

塩嶺御野立記念祭は毎年春と秋の2回開かれていて、秋は1947年10月に昭和天皇が塩尻峠を訪れたことを記念し続けられています。特徴は、祭の短さです。

■司会者
「ただいまから、秋季塩嶺御野立記念祭を執り行います。一同、礼!…おなおりください。」

祭は石碑への一礼のみ。今年は、およそ17秒でした。
「日本一短い祭り」は岡谷市と塩尻市の交流の場にもなっています。