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梨の出荷がピーク 小ぶりでも糖度の高い仕上がりに

南信州で梨の出荷がピークを迎えています。今年はやや小ぶりなものの、糖度の高い仕上がりとなっています。

バランスの良い甘みと酸味が特徴の赤梨「豊水」と、シャキシャキとした食感が特徴の青梨「二十世紀梨」の出荷が、最盛期を迎えています。

松川町の選果場に運び込まれた梨は、職員たちによって傷の有無を確認しながら、大きさごとに選別します。
今シーズンの飯田下伊那地域での出荷量は「豊水」と「二十世紀梨」約1300トンほどの見込みです。

■JAみなみ信州松川インター選果場・遠山実さん
「全体的に水が少なくて小玉傾向だったんですけど、だいぶ水ももらって、玉も大きくなって、糖度ものっておいしく仕上がっています」

箱詰めされた梨は、県内や中京方面へ出荷されます。

来週からは「南水」の収穫が始まり、10月初旬まで梨の出荷が続きます。