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信州の発酵文化を発信!「信州発酵食彩フェア」

信州の発酵文化をPRしようとホテルとみそ製造メーカーがコラボしたフェアが松本市で始まりました。

チキンソテーや、キノコと豚肉のバーベキューソース炒め。
これらの料理には、発酵調味料の「塩こうじ」が使われています。
松本市のホテルブエナビスタでは、「信州発酵食彩フェア」が始まりました。
ホテル側が、伊那市のみそ製造メーカー「ハナマルキ」にコラボレーションを持ちかけ初めて実現したもので、長野県を訪れる観光客などに発酵文化を発信する狙いがあります。

■原田修・料理長
「長野県は長寿の国ですので、発酵食品を多く取ることによって長生きができるっていうことを、県としてアピールしているところですから、そういったところも(フェアで)アピールしていけたらと思っています。」

■ハナマルキ・小林佳奈美さん
「(長野県は)発酵食品に富んだ県でして山を越えると発酵文化が変わっていくので、もっと(地域の)交流が進んでいけたらいいなと思っています。」

原田(はらだ)料理長は、今回のコラボで初めて、「液体塩こうじ」を使いました。

■原田修・料理長
「扱い易さですね。いままでは麹に漬けたあとに麹(の粒)を少し取ったりしなきゃいけない作業がありましたけど、透明なものはそのまま使えますので、そのまま焼いたりできますので便利かなとおもっております。」

「信州発酵食彩フェア」は今月末までで、ホテルブエナビスタの各レストランでオリジナルメニューが提供されるほか、料理教室やみそ造り体験なども予定されています。