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小学校給食に「防災献立」 備えの大切さ学ぶ

長野市内の小学校の給食では、「防災献立」が提供されました。
一般家庭でも保存が利くある食材が使われています。

「いただきます」

長野市の西条小学校で提供されたきょうのメニュー。
麦ごはん、夏野菜のみそ汁、なめたけあえ、焼きのりに加えて…メインのおかずは、凍り豆腐の揚げ煮です。

■児童
「うまい!」

■児童
「甘く感じた」

■児童
「すごい、おいしいです」

凍り豆腐が気に入っておかわりする子も。

■児童
「柔らかくて、少し甘い味付けがおいしい」

日本の伝統的な保存食として重宝されてきた凍り豆腐。
長野市の給食センターは「防災の日」に合わせ、常備されている凍り豆腐などの乾物や、身の回りで手に入る季節の野菜を使って、「非常事態でも作れそうな献立」を考案しました。

■長野市学校給食センター(栄養教諭)古平 エミ子さん
「常備している食材でこんな風に食べることも、防災教育につながるなってことで(献立を)たてましたので、おうちに持ち帰ってもらって会話が広がればなと思って」

子どもたちに聞くと…

■児童
「長持ちする食料を準備しておく」

■児童
「(家族に)ローリングストックのことを話してみたいです」

しっかりと防災の意識が、芽生えたよう。
大人も…子どもも…平時から、いざという時の備えを考えることが大切です。