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阿南町で500年以上続く新野の盆踊りが始まる

阿南町で500年以上続く「新野の盆踊り」が14日夜から始まり、大勢の踊り手でにぎわいました。

いつもは静かな夜の通りににぎやかな歌声が響きます。
14日夜から始まった阿南町の伝統行事、新野の盆踊り。
約500年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財やユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
笛や太鼓などの楽器を一切使わず、音頭取りの歌を踊り手たちの掛け声だけで踊るのが特徴で盆踊りの原型とも言われています。
地元の人や帰省した家族など約160人がやぐらを囲みました。

■地元の人
「ずっと子どもの頃からやっているので一緒に歌えてうれしい」

■愛知から帰省
「毎年この時期を楽しみに家族で帰って踊っている」

■京都から帰省
「どうやって踊るかよく分かんないけど楽しい」

中には、初めて参加した人も。

■愛知から
「初めて来ました。難しいです。なかなか覚えられないです。」

子どもも大人もゆったりと歌い踊り夜を明かしました。
新野の盆踊りは17日の早朝まで開かれています。