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特殊詐欺の受け子への指示役とみられる男の裁判開始

特殊詐欺グループで受け子などへ指示を伝える上位被疑者とみられる男の裁判が長野地裁で始まりました。被告は起訴内容を認めました。

詐欺と大麻取締法違反の罪に問われているのは、茨城県ひたちなか市の会社役員の男(26)です。

起訴状によりますと、被告は去年7月仲間と共謀し、長野市の70代の男性から390万円をだまし取ったほか、茅野市や神奈川県の詐欺事件にも関与したとされています。

16日の初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

被告から指示を受けたとされる受け子の3人は、既に5月、長野地裁で判決を受けており、いずれも2年6カ月から4年6カ月の懲役刑などが確定しています。