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コメ騒動は今後どうなる?JA長野中央会が会見

コメの価格の高止まりが続く中、JA長野中央会は1年後には適正とされる以上の量が全国に流通する可能性があるという見方を示しました。

■JA長野中央会・神農佳人会長
「JAに対する色々な期待・批判そういったものを甘んじてきちんと真摯に受け止めて、今後の農政に努めたい」

JA長野中央会は会見で今後、全国に出回るコメの流通量の見通しについて見解を示しました。
天候など不透明な部分があるとしながらも、備蓄米の供給もあり、来年6月時点の店頭に並ぶ前の在庫は現時点で295万トンが見込まれ、適正とされる180~200万トンを上回るということです。

■JA長野中央会・神農佳人会長
「大規模化を図る、あるいはスマート農業・省力化を進める。高齢化で小規模な農家も守っていく必要がある」

農林水産省によりますと、16日に発表された6月2日~8日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり税込4176円で、依然高止まりが続いています。