abn 長野朝日放送

2月末で閉店した松本パルコの後利用の時期がなかなか定まりません。
松本市の臥雲義尚市長は後利用する企業について、「次の展望を出来るだけ早く示してほしい」と述べました。

松本パルコの後利用については、東京の商業コンサルティング会社「やまき」がショッピングセンターの開業に向け準備を進めています。
現在の建物をいかしイベントが出来るスペースや食品フロアなどが入る予定です。
ただ、開業の時期はいまだに定まっておらず、「空き家状態」が長引くことで松本市の中心市街地の空洞化が懸念されています。
19日の定例会見で、臥雲義尚市長は…

■松本市・臥雲義尚市長
「次どうなるのかが分からない、はっきりしないということが、消費や投資の意欲を失わさせたりということになるので、出来るだけ早く次の展望を企業には示してほしい。私たちもそれを踏まえて出来ることをまた検討していきたい。」

やまきは「現在は工事の計画を詰めている段階」としています。