abn 長野朝日放送

7月に開幕する高校野球長野大会。開会式で大会歌を独唱する高校生がオーディションで選ばれました。


高校野球長野大会の幕開けを飾る歌声。大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱するのは小諸高校音楽科の生徒です。今年の歌い手を決めるオーディションが17日、行われました。

2003年の第85回大会から、県内で唯一音楽科がある小諸高校で毎年実施されていて、今年は声楽を専攻する9人が参加しました。

3年生の星野実良（みら）さん。小学生の頃、いとこが県大会の決勝戦で優勝する姿を見て感動した思い出があります。

■星野実良さん
「なんて素敵な景色なんだと思って 同じようにきらめけたらいいなと思って」

大好きな音楽を通して球児たちとともに輝きたい。この思いが小諸高校音楽科に入るきっかけになりました。
■星野実良さん
「高校野球に対して特別な感情がある中で ほかの誰かに取られてしまうのは悔しいというのはすごく思っていて」

そして迎えた結果発表。

■結果発表
「演奏順9番、星野実良さんに決定いたしました」

■星野実良さん
「本当にうれしくて 名前を呼ばれたときに、え、私？！みたいな」
「きょう一緒に戦った仲間のことが本当に大好きだし、本当に大切に思っていて みんなの思いを背負ってみんなの思いと一緒に歌ってきます！よろしくおねがいします！」

高校野球県大会の開会式は7月5日。星野さんは仲間の思いも乗せて歌います。