返礼品産地偽装問題で34億超減額の補正予算案提出
須坂市のふるさと納税返礼品の産地偽装問題の影響で市は、当初予算から34億5000万円余りを減額した補正予算案を市議会に提出しました。
10日開会した市議会で須坂市は、ふるさと納税の寄付金が減少することなどを踏まえ、当初予算から34億5000万円余りを減額した補正予算案を提出しました。
予算案が可決されれば、公共施設の照明や、空調設備の改修など31の事業が先送りされる見通しです。
■須坂市・三木正夫市長
「市民生活に密接な部分に支障が無いようにし、市単独事業を中心とした投資的経費の先送り、見直しなどをしてまいります」
須坂市のふるさと納税を巡っては、返礼品を扱う業者が山形県産などのシャインマスカットを須坂市産と偽ったとして3月から寄付の受け付けを停止しています。
この問題を受け総務省は、須坂市をふるさと納税制度の対象から除外するかどうか検討しています。
10日朝、村上総務大臣は…。
■村上誠一郎総務大臣
「報告を求め、事実関係の確認を行ってきた。現在その結果に基づき必要な対応について検討を行っている途中」
事業が先送りされる見通しであることや、産地偽装問題への市の対応について市民からは不安や憤りの声が…。
■須坂市民
「これからの子どもたちとか地域の人たちにとって必要なものが削られてしまうということには憤りを感じます。市全体がダメージを受けている感覚がある」
■須坂市民
「同級生もブドウ農家をやっている。もったいないですよね、おコメにしても何にしても、政治の方でかき回しすぎる」
市は、第三者委員会の設置や三木市長の減給の条例案も今議会に提出するなどの対応を取っています。
ただ、議会でも「納得がいかない」という声が挙がります。
■須坂市・宮本泰也議員
「近日中に出る総務省からの処分、あるいは第三者委員会の色々なことが出ると思うが、更なる自らの処分は全く考えていないということでよろしいでしょうか」
■須坂市・三木正夫市長
「今現在では50%の(給与)削減で私はやっていきたい」
市民の代表でもある議会に対して、今議会でどう説明していくのか。市の対応が注目されます。
10日開会した市議会で須坂市は、ふるさと納税の寄付金が減少することなどを踏まえ、当初予算から34億5000万円余りを減額した補正予算案を提出しました。
予算案が可決されれば、公共施設の照明や、空調設備の改修など31の事業が先送りされる見通しです。
■須坂市・三木正夫市長
「市民生活に密接な部分に支障が無いようにし、市単独事業を中心とした投資的経費の先送り、見直しなどをしてまいります」
須坂市のふるさと納税を巡っては、返礼品を扱う業者が山形県産などのシャインマスカットを須坂市産と偽ったとして3月から寄付の受け付けを停止しています。
この問題を受け総務省は、須坂市をふるさと納税制度の対象から除外するかどうか検討しています。
10日朝、村上総務大臣は…。
■村上誠一郎総務大臣
「報告を求め、事実関係の確認を行ってきた。現在その結果に基づき必要な対応について検討を行っている途中」
事業が先送りされる見通しであることや、産地偽装問題への市の対応について市民からは不安や憤りの声が…。
■須坂市民
「これからの子どもたちとか地域の人たちにとって必要なものが削られてしまうということには憤りを感じます。市全体がダメージを受けている感覚がある」
■須坂市民
「同級生もブドウ農家をやっている。もったいないですよね、おコメにしても何にしても、政治の方でかき回しすぎる」
市は、第三者委員会の設置や三木市長の減給の条例案も今議会に提出するなどの対応を取っています。
ただ、議会でも「納得がいかない」という声が挙がります。
■須坂市・宮本泰也議員
「近日中に出る総務省からの処分、あるいは第三者委員会の色々なことが出ると思うが、更なる自らの処分は全く考えていないということでよろしいでしょうか」
■須坂市・三木正夫市長
「今現在では50%の(給与)削減で私はやっていきたい」
市民の代表でもある議会に対して、今議会でどう説明していくのか。市の対応が注目されます。