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「ドーンという音…」 横断歩道で女性はねられ死亡

昨夜、長野市で87歳の女性が車にはねられ死亡し、警察は、運転していた21歳の男を現行犯逮捕しました。現場は、辺りが暗い信号機の無い横断歩道でした。

■カメラマン
「事故を起こしたワンボックスカーです。フロント部分が大破しています」

事故があったのは、長野市若里の市道交差点です。

■近隣住人
「ドーンというでかい(大きい)音が聞こえて、見に行ったら人が倒れていて。行った数秒後に、心臓マッサージを始めて…」

20日午後8時ごろ、横断歩道を渡っていた87歳の女性が直進してきた車にはねられました。女性は、市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡しました。
現場には、信号機がありませんでした。

込山さんの自宅までは歩いて1分ほどで、近所の人によるとごみ捨ての帰りがけに事故に遭ったとみられます。


(Q事故は多い?)

■近隣住人
「この横断歩道はとくに多い。(暗くて)見えないし、(車は)止まらない。ごみ捨てに行く時とか必ず通る。皆気を付けています、近所の人は」

abnの情報カメラに事故を起こしたとみられる車が映っていました。

直線道路を直進していき… 一旦、右に車線を移すと、再び直進…

そして、辺りに比べて暗い場所に差し掛かると…

車は、女性をはねた後道路の左側にある街灯に衝突…。

警察は、運転していた長野市篠ノ井会の建設作業員の男(21)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
容疑を過失運転致死に切り替え、前方不注意だったとみて事故の原因を調べています。