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ふるさと納税「産地偽装」問題…損害賠償請求を検討

ふるさと納税の産地偽装問題を巡り、須坂市が販売業者への損害賠償請求を検討していることが分かりました。

須坂市のふるさと納税返礼品を巡っては、地元産以外のシャインマスカットなどの果物が地元産として販売されていました。
農林水産省や市によりますと、日本グルメ市場は「山形県産」などと書かれた箱から「長野県産信州須坂」と書かれた化粧箱に移し変えて発送していたということです。

こうした実態を踏まえ、市は、日本グルメ市場が故意に産地偽装をしていたと判断し、損害賠償請求の検討に入りました。

また、市は、長野県弁護士会が推薦した弁護士3人による第三者委員会を14日付で設置したと、20日発表しました。