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容疑者は生坂村の男…東大前駅切り付け事件で送検

東京メトロ・東大前駅で大学生が刃物で切り付けられた事件の容疑者は、生坂村から上京して犯行に及んだとみられることが分かりました。

殺人未遂の疑いできょう送検されたのは、生坂村の43歳の男です。
7日、東京メトロ・東大前駅で20歳の男子大学生を包丁で殺害しようとした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、男が所持していたクレジットカードの明細から、犯行当日安曇野市のJR明科駅から電車で上京したとみられています。

■容疑者宅の近隣住人
「最後に話したのは先月の上旬かな。結構ね…普通の人。暴力的な感じは全然しません。
言葉遣いもすごく丁寧だし」(Q.何年前に越してきた?)「多分、4年ぐらい経つと思う。多分(東京)中野区に住んでたんじゃないかな。職業がIT技術者と言っていた」(Q.東京に知人は?)「知人に関する話は全くしたことない」

被害者の男子大学生は、男とは面識がないと話しているということです。
また、捜査関係者への取材で、男が「中学時代に親から教育虐待を受け不登校になった」「東大を目指す教育熱心な親たちに、度が過ぎると子どもがグレて私のように犯罪を犯すと世間に示したかった」などと供述していることが新たに分かりました。