県内ニュース

200万円だまし取った疑い 会社役員の男を再逮捕

茅野市の80代男性から現金をだまし取ったとして、警察は、茨城県の会社役員の男を再逮捕しました。男は『受け子』などを管理していた特殊詐欺グループのいわゆる『上位被疑者』とみられ、警察が、捜査を進めています。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、茨城県ひたちなか市の会社役員の男(26)です。
警察によりますと男は去年7月、仲間と共謀し、茅野市の80代男性から現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。
男たちは男性に対し、息子を名乗って電話をかけ、「弁護士のおい」になりすました受け子が安曇野市内の駐車場で現金を受け取ったということです。
男は特殊詐欺グループの中で、幹部からの指示を受け子などに伝えて管理する立場にあったとみられ、長野市内の70代男性から390万円などをだまし取った容疑で先月、逮捕・送検されています。
警察は、男をいわゆる『上位被疑者』とみて余罪についても調べていて、「共犯関係を捜査するため」として、男の認否は、明らかにしていません。
共犯者の男3人については既に裁判が結審していて、13日に判決が、予定されています。