長野朝日放送・放送番組審議会(第307回)
開催年月日
2021/11/25
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 7名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 青木恵里子委員 西條浩章委員 嶌田武司委員 西澤仁志委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 持田義取締役・放送番組審議会事務局長 薮塚謙一常務取締役・報道制作担当 五十嵐洋人取締役・編成業務担当 郡司勝己報道制作局長 山岸寿美編成業務局長 山下千帆編成業務局編成部長 伊藤裕基番組ディレクター
議題
- 『どーゆーの?信州』について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2021年12月,2022年1月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- わずか30分の番組だが、テンポがよくて内容も濃く楽しめた。地域のよさや信州で暮らす人々の魅力がよく伝わり、特に、人物にうまく迫っていると感じた。
- 善光寺平のよく見える場所から番組がスタートしたのがよかった。Google Earthで、訪れた場所の地理的状況を説明していたのはテーマにも合っていた。長野駅からの所要時間等も紹介すればさらによかったのではないか。
- 進行役の三四六さんは、信州を語ったり旅をしたりするには適任であり、番組に安定感を与えていた。出会った人との掛け合いも上手で、相手の懐にすっと入り等身大の姿や魅力を引き出していた。
- abnの公式YouTubeチャンネルで見られる未公開シーンが非常におもしろく、見ると番組を一層楽しめる。動画の存在をもっと視聴者にアピールしてはどうか。
- 番組冒頭、出演者がスタッフからこの日のテーマが書かれたカードを渡されるくだりは、他局の既存の番組と似ており既視感を覚えた。もう少し別の工夫があればよかった。
- 三四六さんの話し方は親しみやすさを感じさせるが、年配者に対してはもう少し敬語を使いながら話を聞いたほうが、番組自体がより温かいイメージになるのではないか。
- 「長野市の秘境」とはどんなところか、期待をもって見始めたが、実際に取り上げられた場所は都市化された住宅街ではないというだけで、「秘境」とは言い難いところばかりだった。
- 「秘境探し」というテーマ設定が難しく、仮に秘境と言った場合、実際に住んでいる方たちや、視聴者の共感を得られるのか気になった。
- 会話の中で方向性を誘導したり、都合のよい解釈に着地させたりするような、やや強引な印象を受ける場面があった。固定観念にとらわれないユーモアは、番組を全ての世代に楽しく見てもらう上で大事な要素だと考える。
- 三四六さんは『駅前テレビ』時代と同様、ざっくばらんで破天荒なキャラクターとして出演していた。今後はぜひ、本来の知的な部分をもっと見せていってもらいたい。
○2021年10月中にabnによせられた視聴者の声の総数は145件(内メール63件)、内訳は(お問合せ63件、ご意見26件、苦情0件、ご要望12件、その他44件)だった